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インターンの志望動機400字の書き方|構成と例文、削り方

更新日 2026/10/19 / アオハルOS 編集部

インターンの志望動機を400字で書くときは、「成長したい」から書き始めないことが最短の改善点です。そのプログラムで知りたいことを一つに決め、知りたい理由を自分の経験から一文で添え、学んだことをどう使うかまで書くと、400字はちょうど埋まります。

インターンの志望動機で見られていること

本選考のESの志望動機は「なぜこの会社に入りたいか」に答える欄ですが、インターンの志望動機は少し違います。入社の意思を示す場ではなく、「このプログラムに参加して、何を得ようとしているのか」を示す欄です。

受け入れ側から見ると、参加者が目的を持っているかどうかで、プログラムの成立度が変わります。グループワーク中心のプログラムなら議論への貢献、就業体験型なら現場での動き方に関わります。だからこそ、何をしたいのかが書かれていない志望動機は、熱意の問題ではなく、準備の問題として読まれます。

項目インターンの志望動機本選考ESの志望動機
中心の問いこのプログラムで何を知りたいかなぜこの会社を選ぶか
時間の向き参加中と参加後入社後
入社意思必須ではない前提になる
書きやすい材料自分の関心と、まだ分かっていないこと企業研究と自分の経験の接点

「まだ分かっていないことを書いてよい」のが、インターンの志望動機の特徴です。知識が足りないことを隠して書こうとすると、どこかで一般論になります。分からないことを具体的に書けるほうが、参加の目的がはっきりします。

選考の有無・基準・字数は企業やプログラムごとに異なり、公表されていないことがほとんどです。「この書き方なら通る」という断定は避け、自分の言葉で説明できる状態をつくることを目標にしてください。

応募先のプログラムの種類を先に確認する

同じ「インターン」でも、中身はかなり違います。文部科学省・厚生労働省・経済産業省がまとめた「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(いわゆる三省合意、令和4年6月に一部改正)では、学生のキャリア形成支援に係る取組が4つのタイプに整理されています。

タイプ名称就業体験期間などの要件
タイプ1オープン・カンパニー伴わない単日のイベント等が中心
タイプ2キャリア教育必ずしも伴わない大学の授業や企業のプログラムなど
タイプ3汎用的能力・専門活用型インターンシップ必ず行う汎用的能力活用型は5日間以上、専門活用型は2週間以上
タイプ4高度専門型インターンシップ行う試行的に位置づけられている類型

タイプ3については、一定の基準を満たすものに限り、取得した学生情報を令和6年6月以降の採用選考活動に使用できるとされています。つまり、同じ応募でも、位置づけが「会社を知る機会」なのか「就業体験を伴うインターンシップ」なのかで、求められる準備が変わります。

志望動機を書く前に、募集ページで次の3点を確認してください。

  1. 期間(単日か、5日間以上か、2週間以上か)
  2. 内容(説明中心か、グループワークか、現場での就業体験か)
  3. 求める人物像や、参加後に得られるものとして書かれていること

3に書かれている言葉は、そのまま使うと借り物になりますが、「自分の関心のどこと重なるか」を考える材料にはなります。

「成長したい」で終わらせない書き方

志望動機が薄く見える典型は、次の3つです。

  • 「成長したい」「学びたい」で止まり、何を学ぶのかが書かれていない
  • 業界の説明が半分を占め、そのプログラムの話が出てこない
  • 志望企業への憧れだけで、自分が何をするのかが書かれていない

抜け出す方法は単純で、「知りたいこと」を一つに絞ることです。粒度を下げていくと具体的になります。

  1. 業界を知りたい(粗い)
  2. この会社の仕事を知りたい(まだ粗い)
  3. この職種の人が、どの場面で何を基準に判断しているのかを知りたい(ここまで下ろす)
【絞り込みの例】
× 「貴社のインターンで、企画の仕事について学びたいです。」
○ 「企画の提案が通るか通らないかが、どの段階の、どんな基準で分かれるのかを知りたいです。」

知りたいことが具体的になるほど、参加中に何をするかも決まります。これは選考のためだけでなく、参加したあとに自分に残るものを増やすためにも効きます。

400字の構成と字数配分

400字は、要素を4つに分けると収まります。

区分書く内容字数の目安
結論このプログラムで知りたいことを一文で60〜80字
理由そう考えるようになった自分の経験120〜150字
接続そのプログラムだから知れると考えた理由100〜130字
使い道学んだことを、そのあとどう使うか60〜80字
【400字の骨組み(約390字)】
「貴社のインターンシップでは、企画が実際に通る過程で、どの段階の、どんな基準で判断が分かれるのかを知りたいと考えています。
大学のゼミで、学内向けの企画を立てて実施したことがあります。案そのものは評価されたものの、費用と安全管理の見通しが甘く、形を変えて実施することになりました。このとき、良い案かどうかと、実行できる案かどうかは別の基準で見られていると気づきました。
貴社のプログラムは、◯日間かけて現場の業務に入る形で、提案が検討される過程に近い場所で学べると考えました。学生だけの企画では分からなかった、実行可能性の判断基準を知りたいと思っています。
ここで学んだ見方は、ゼミで進めている◯◯の企画にも持ち帰り、提案の段階から実行の見通しを含めて考えられるようにしたいと考えています。」

骨組みのうち、差がつくのは2つ目の「理由」です。うまくいった話である必要はありません。うまくいかなかった経験のほうが、知りたいことが自然につながります。

NG例とOK例を見比べる

【NG】私は貴社のインターンシップを通じて、社会人として大きく成長したいと考えています。貴社は業界でも有数の企業であり、優秀な社員の方々から多くを学べると考えました。積極的に参加し、精一杯努力いたします。
(何を知りたいのかが書かれていません。会社名を外しても成り立ちます)
【OK】貴社のインターンシップで、提案が実行に移る段階でどのような基準が使われているのかを知りたいと考えています。大学のゼミで企画を実施した際、案の良さと実行可能性が別に評価されると気づいたためです。現場の業務に入る形のプログラムで、その判断の過程に近い場所で学びたいと考えています。
(知りたいこと、そう考えた理由、プログラムとの接続の3つが入っています)

見比べる観点は3つです。知りたいことが一つに絞られているか、そう考えた理由が自分の経験で書かれているか、そのプログラムである理由が書かれているか。この3つがそろえば、インターンの志望動機としての形は整います。

なお、応募書類では、本人の適性・能力に関係のない事項を書く必要はありません。厚生労働省は公正な採用選考の基本として、応募者の基本的人権を尊重することと、応募者の適性・能力に基づいた基準により選考を行うことの2点を挙げ、本籍地や家族の職業など本人に責任のない事項、宗教や支持政党など本来自由であるべき事項は適性・能力に関係がないとしています。

400字に収める削り方

書いてみると、多くの場合500字を超えます。削る順番を決めておくと、要素が欠けません。

  1. 前置き(「私は昔から◯◯に興味があり」「近年、◯◯業界は」)
  2. 強めの修飾語(「大変」「非常に」「ぜひとも」)
  3. 同じ内容の言い直し(結論と最後の意気込みが重複しがちです)
  4. 経験の背景説明(いつ・どこでの説明を1行に圧縮する)
  5. 2つ目の知りたいこと(一つに絞ります)

削ってはいけないのは、知りたいことの一文、そう考えた理由、プログラムとの接続の3つです。意気込みの一文は、字数が足りないときの埋め草になりがちですが、情報量はほぼゼロなので、最初に削る候補にしてください。

【前置きを削る例】
【前】「近年、企画職は多様な価値観への対応が求められており、私も大学生活の中で強い関心を抱いてまいりました。そこで私は、貴社のインターンシップを志望いたします。」(75字)
【後】「貴社のインターンシップでは、企画が実行に移る段階の判断基準を知りたいと考えています。」(42字)

削ったあとは、最初の一文と最後の一文を続けて読んでみてください。知りたいことと使い道がつながっていれば、筋は通っています。

提出前のチェックリスト

  • 知りたいことが一つに絞られ、最初の一文に書かれているか
  • そう考えた理由が、自分の経験として具体的に書かれているか
  • そのプログラムだから、という接続の一文があるか
  • 学んだことをどう使うかまで書かれているか
  • 「成長したい」「学びたい」だけで終わっている文がないか
  • 企業名・プログラム名の表記が正確か(前に応募した企業名が残っていないか)
  • 指定字数(400字程度なら、おおむね8割以上)に収まっているか
  • 提出形式(フォーム入力かファイル提出か、改行の可否)を確認したか

書いた文章は、自分で読むとどうしても意味が通って見えます。アオハルOSの「テンサクン」は、書いた志望動機を読み込んで改善点を返すツールで、知りたいことが一つに絞れているかの確認にも使えます。専門塾の100分の1、月980円のプランもありますが、登録だけ・カード不要で無料で試せます。

募集内容・選考方法・字数の指定はプログラムごとに異なります。応募先の募集要項と指示を優先してください。

よくある質問

Q. インターンの志望動機400字は、何を書けばよいですか。
そのプログラムで知りたいことを一つ決め、そう考えた理由を自分の経験から書き、プログラムとの接続と、学んだことの使い道まで書いてください。結論60〜80字、理由120〜150字、接続100〜130字、使い道60〜80字が収まりやすい配分です。
Q. 志望動機に「成長したい」と書いてはいけませんか。
禁止ではありませんが、それだけでは何を学ぶのかが伝わりません。「どの場面の、何を知りたいのか」まで下ろして書くと、参加後に自分に残るものも増えます。
Q. 1日だけのプログラムと、2週間のインターンで書き分けは必要ですか。
必要です。三省合意では、就業体験を必ず行い5日間以上(専門活用型は2週間以上)実施するものがタイプ3のインターンシップとされ、単日のオープン・カンパニーとは位置づけが異なります。期間と内容に合わせて、知りたいことの粒度を変えてください。
Q. 志望動機が400字に届きません。
理由の部分を掘り下げてください。経験の中で「何が起きて、何に気づいたか」を一文足すと、水増しせずに80〜100字は増えます。意気込みの繰り返しで埋めるのは避けてください。

出典・参考

入試日程・提出書類・字数などは大学・学部・年度によって異なります。出願前に必ず志望校の最新の募集要項をご確認ください。

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