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ESのガクチカ400字の書き方|残す順番と削る順番

更新日 2026/10/18 / アオハルOS 編集部

ESのガクチカ400字でつまずくのは、書くことがないからではなく、入れたいものが多すぎるからです。結論から言うと、エピソードは1つに絞り、「結論→状況→行動の理由→結果→学び」の順に置けば400字に収まります。削る順番も先に決めておくと、提出直前に迷いません。

400字に入るのはエピソード1つだけ

400字は、原稿用紙1枚分です。この分量で2つの活動を扱うと、どちらも状況説明だけで終わります。だから最初の判断は「何を書くか」ではなく「どれを捨てるか」です。

絞り方の基準は、実績の大きさではありません。法政大学キャリアセンターが公開するES作成資料では、ガクチカについて「1つの場面に絞った方が、より人間性が伝わる」とされ、結果ではなくプロセス、つまり「どんな目標があって」「その目標を達成するために何を考えて」「自分がどんなことをしたのか」を書くよう示されています。選ぶべきは、自分が何を考えて動いたかを一番細かく思い出せる場面です。

同資料では、作成の順序としてまず学生時代を振り返り、ガクチカを2つ作ってから自己PR、志望動機へ進む流れが示されています。400字版を書く前に、長さを気にせず一度書き出しておくと、削る作業がただの引き算になります。

400字の配分:結論→状況→行動の理由→結果→学び

順番を決めておくと、書いている途中で迷いません。目安の配分は次のとおりです。

  1. 結論(約50字): 何に力を入れたかを一文で
  2. 状況(約80字): 規模・立場・期間と、何が問題だったか
  3. 行動とその理由(約160字): 何をしたかと、なぜその方法を選んだか
  4. 結果(約60字): 変化が分かる形で
  5. 学び(約50字): 仕事の場面で使える形に言い換えて

最も厚くするのは3です。前掲の法政大学の資料でも、「なぜそれを選択したのか、背景には何があったかを書く」ことで自分の考え方が伝わるとされ、行動については「いつ?どのような状況で?誰に?何をしたか?」と具体化するよう示されています。行動だけを並べた文章と、選んだ理由が一言入っている文章では、同じ字数でも伝わる量が変わります。

骨組みの例(創作)
私は、所属していた20人規模のサークルで、新入生の定着率を上げることに力を入れました。/ 入会後3か月で半数が来なくなる状態が続き、原因が分からないまま勧誘だけを続けていました。/ 私は勧誘の強化ではなく、辞めた人に話を聞くことを選びました。人数を増やす施策は前年も行われており、残らない理由が分からないままでは同じことが起きると考えたためです。聞き取った内容から、初回練習の難易度が高いことが共通していたと分かり、初月のみ内容を分けた回を設けました。/ 翌年の3か月後の定着率は半数から8割に変わりました。/ 相手に聞いて確かめてから手を打つ進め方は、仕事でも使えると考えています。

例文はそのまま使うためのものではなく、どこに何を置くかを確かめるための骨組みです。数字や場面は自分の経験に置き換えてください。

削る順番と、削ってはいけないもの

字数が溢れたときに本文の芯を削ってしまうと、短くはなっても中身が薄くなります。削る順番を先に決めておきます。

順番削るもの例
1装飾語・強調「非常に」「本当に」「とても」
2重なる表現同じ内容を言い換えた2文目
3前置き「私が所属していたのは〜という団体で」の説明過多
4背景の細部日付、固有名詞、人数の内訳
5結果の修飾「大きな成果を得ることができました」

法政大学の前掲資料でも、最初は書きたいように書いて後から削ること、削るときは装飾語や重なる表現から省き、強みに関係しない部分を削ることが示されています。

逆に、最後まで残すのは「行動の理由」と「結果の変化」です。この2つが残っていれば、字数が削られても読み手は判断できます。削ってよいものから順に落としていくと、結果的にこの2つが残ります。

「以内」の指定は超えない、しかし9割は書く

字数指定は守る前提ですが、少なすぎるのも避けたいところです。法政大学の前掲資料では、指定された条件を守り「〜以内と言われたらそれ以上書かない」一方で「最低9割は書く」とされています。400字以内なら、360字以上400字以内が目安になります。

手書きで提出する場合の注意も同資料に示されており、枠からはみ出さないこと、たくさん書こうとして字を小さくしないことが挙げられています。読みやすさは内容と別に見られる部分です。

もう一つ、同資料では「400字・200字パターンを最低2つずつ作っておく」ことが勧められています。企業によって欄の大きさが違うため、長短2種類を手元に持っておくと、締切前に一から書き直す必要がなくなります。400字版が仕上がったら、続けて200字版を作ってしまうのが効率的です。

提出前チェックリスト

  1. エピソードは1つに絞れているか
  2. 行動を選んだ理由が一言入っているか
  3. 結果が変化の分かる形になっているか
  4. 学びが、仕事の場面で使える言い方になっているか
  5. 字数は指定の9割以上、かつ指定内か
  6. 設問が「力を入れたこと」か「学んだこと」か、聞かれている形に答えているか

6は見落としやすい点です。設問が「最も打ち込んだこと」なら打ち込んだ対象の話、「そこから学んだこと」なら学びに重心を置きます。同じ経験でも、重心を設問に合わせるだけで通りが変わります。

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よくある質問

Q. ガクチカ 400字に数字は必ず入れるべきですか
入れられるなら入れたほうが状況が伝わりますが、数字がない経験でも書けます。法政大学キャリアセンターの公開資料では、結果よりもプロセス、つまり目標と考えたこと、実際にした行動を書くことが示されています。数字がない場合は、前後の変化を言葉で具体化してください。
Q. es ガクチカ 書き方で「ガクチカは自己PRと同じでよい」と見かけますが分けるべきですか
分けて考えたほうが収まりがよくなります。前掲資料では、自己PRは「PRポイント(能力)を簡潔に→理由や背景→発揮した場面」の順で構成し、ガクチカで学んだことを強みとして書く流れが示されています。ガクチカは場面の話、自己PRは能力の話と役割を分けてください。
Q. アルバイトやサークルしかない場合でも書けますか
書けます。選ぶ基準は活動の珍しさではなく、自分が何を考えて動いたかを細かく思い出せるかどうかです。前掲資料では、入社後の活躍を想像させられるかという観点が示されており、場面の種類そのものが評価を決めるわけではありません。

出典・参考

入試日程・提出書類・字数などは大学・学部・年度によって異なります。出願前に必ず志望校の最新の募集要項をご確認ください。

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