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インターンシップの志望動機の書き方|タイプ別の狙いと400字の構成

更新日 2026/10/04 / アオハルOS 編集部

インターンシップの志望動機が書けないときは、応募先が「どのタイプのプログラムか」を先に確認すると書く内容が決まります。先に結論を書くと、1日の説明会型と5日以上の就業体験型では、求められている志望動機が違います。この記事では、国が整理した4つのタイプを踏まえて、志望動機に入れる要素と400字の構成を整理します。

応募先は4つのタイプのどれかを確認する

文部科学省・厚生労働省・経済産業省が示した「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」では、学生のキャリア形成支援活動が4つのタイプに整理されています。

タイプ名称インターンシップと称するか
タイプ1オープン・カンパニーインターンシップとは称さない
タイプ2キャリア教育インターンシップとは称さない
タイプ3汎用的能力・専門活用型インターンシップインターンシップと称して実施
タイプ4高度専門型インターンシップ(試行)インターンシップと称して実施

タイプ3の要件としては、実施期間が「汎用能力活用型は5日間以上。専門活用型は2週間以上」、就業体験については「実施期間の半分を超える日数を就業体験に充当」、指導については「職場の社員が学生を指導し、学生にフィードバックを行う」、実施時期については「卒業・修了前年度以降の長期休暇期間中」と示されています。

ここを確認する意味は単純です。1日のオープン・カンパニーに「現場で手を動かして学びたい」と書いても噛み合わず、5日以上の就業体験型に「業界を知りたい」だけを書くと準備不足に見えます。募集要項でプログラムの日数と内容を確認してから書き始めてください。

志望動機に入れる3つの要素

字数が200字でも600字でも、入れる要素は同じです。この3つを順番に並べるだけで形になります。

  1. なぜこの分野・この会社なのか(興味の出どころ)
  2. このプログラムで何を確かめたいか(参加目的)
  3. 自分の何を持ち込めるか(経験・学び・技能)

最も薄くなりやすいのは2番です。「学びたい」「成長したい」で止めず、「何が分かっていないから確かめたいのか」まで書くと、目的が具体的になります。

【薄い書き方】貴社の事業に興味があり、成長したいと考え応募しました。
【確かめたいことを書いた例】授業で需要予測の演習をしましたが、実際の現場でどこまで数字を根拠に判断し、どこから人の判断が入るのかが分かりません。その線引きを現場で確かめたいと考えています。

タイプ別に重点を変える

同じ3要素でも、どこに字数を割くかはプログラムによって変わります。

  1. タイプ1(オープン・カンパニー): 1番と2番に重点。何を知りたいかを絞って書く。手を動かす前提の話を書き込みすぎない
  2. タイプ2(キャリア教育): 2番に重点。授業や講義とどうつなげたいかを書く
  3. タイプ3(汎用能力活用型・5日間以上): 2番と3番に重点。就業体験が中心になるため、自分が何をどこまでできるかを具体的に書く
  4. タイプ3(専門活用型・2週間以上): 3番に重点。専攻で学んだ内容と業務の対応を具体的に書く

長期のプログラムになるほど、3番の具体性が重みを持ちます。「ゼミで扱った手法」「使えるツール」「アルバイトで担っていた役割」など、持ち込めるものを一つ名指しして書いてください。

400字の構成例

字数が決まっているときは、先に配分を決めると書きやすくなります。400字の配分例です。

  1. 結論(50〜60字)— このプログラムに応募する理由を一文で
  2. 興味の出どころ(100〜120字)— 授業・経験・出来事を一つに絞る
  3. 確かめたいこと(120〜150字)— 分かっていないことと、現場で何を見たいか
  4. 持ち込めるもの(80〜100字)— 経験・技能と、それをどう使うか

200字しか書けない場合は、2番を一文に圧縮し、3番と4番を残してください。興味の説明より、目的と持ち込めるもののほうが読み手に必要な情報です。

選考がある場合に見られること

応募者が多いプログラムでは、志望動機が選考の材料になります。そのとき見られているのは、文章の上手さではなく、プログラムの中身と志望動機が噛み合っているかです。

次の3点を提出前に確認してください。

  1. 募集要項に書かれている内容・日数と、自分の書いた目的が噛み合っているか
  2. 他社にもそのまま出せる文章になっていないか。その会社の事業や取り組みに触れているか
  3. 「確かめたいこと」が、参加しないと分からないことになっているか。調べれば分かることになっていないか

3番は見落としやすい点です。企業情報や事業内容は調べれば分かります。現場の判断の仕方、仕事の進み方、関わる人の役割分担などは、参加して初めて見えるものです。そちらを目的に据えると、志望動機が自然に参加前提の内容になります。

応募条件・選考方法・提出字数はプログラムごとに異なります。必ず募集要項で確認してください。

よくある質問

Q. インターンシップに参加すると、そのまま採用選考につながりますか。
三省合意では、取得した学生情報は「広報活動・採用選考活動の開始時期以降に限り、それぞれ使用可能」とされ、募集要項等に学生情報を活用する旨を明示することが示されています。つまり、使われる場合は募集要項に書かれています。応募前に募集要項の記載を確認してください。
Q. 志望動機に書けるような経験がありません。
実績でなく、経験で構いません。授業の課題、ゼミの発表、アルバイトで任されていた役割、サークルの運営など、自分が何かを担った場面が一つあれば書けます。大きさではなく、そこで自分が何をしたかを具体的に書くほうが伝わります。
Q. 同じ志望動機を複数の会社に出してもいいですか。
骨組みは共通で構いませんが、「確かめたいこと」と「その会社に触れた部分」は書き分けたほうが安全です。どの会社にもそのまま出せる文章は、読み手に準備不足として受け取られやすくなります。

出典・参考

入試日程・提出書類・字数などは大学・学部・年度によって異なります。出願前に必ず志望校の最新の募集要項をご確認ください。

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